甘えたがりで意地っ張り
- 作者: 渡海奈穂,三池ろむこ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2006/04/08
- メディア: 文庫
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表紙、カワイイです。イラストは三池ろむこさん。
学園モノです。ボーイズ読みさんで、学園モノイヤがる人多いですが(最近とくに)私は大好き!
学園モノって、いちばん自分にしっくりあってて、すらっと読める気がする。(少年好きだし・・・)
美人で愛想がよくて遊び人で有名な来生と、無表情な一年生小林のお話。
小林が・・・!あまりにも鬼のような言葉責めでおどろいた・・・!つーか、愛あるイジメ?
精神的なSMだとおもいました。怒る小林、耐える来生。
かわいそうなのは振り回される小林だと思うんだけど・・・、好きなのに、「遊びのほうがいい」なんていわれたら、そりゃ怒ると思うけど・・・。すごく当然のことを言ってると思うんだけど、容赦がなくて、でもそれが男らしくて、小林サイコーと思いました。こういう攻なかなかいないよ。
あたしがいちばん好きだった小林発言は、「謝っておまえの気が済むなら、好きなだけそこで壁に向かって呟いとけ」っていうやつ。ヒドイ、ヒドすぎる・・・(*´д`*)ハァハァ
続編は、来生の腹違いの弟が出てくる話。
兄にちょっかい出して、小林にギャフンとやられてました。おとーと見てるのに、兄を犯っちゃいました・・・。そんな人非人な小林にも萌え。んで、ココであたしのイチオシの来生のセリフ「ああそうだとも、弟に見られて体は喜んだよ、一線踏み越えて大人の階段昇ったよ!」←コレデス
もう・・・・!!!おなかかかえて笑った。来生かわいすぎ。
弟くんはカワイソウだったけど、あたしは二人が幸せだったらそれでいーのです。それに弟自業自得だし。
おもしろくて、2回読み返してしまいました。タイトルもいいよね、かわいくて。ほんとに来生は意地っ張りだったし・・・。