箱はマのつく水の底!
- 作者: 喬林知,松本テマリ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/04/28
- メディア: 文庫
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今回も、途中でぶった切られています。残りページはネタ番外編。
サラとユーリ、地下通路の旅はまだまだ続きます。前回ヨザックが不幸な事故ではぐれて・・・ユーリは目が見えなくなってしまいました。腹黒サラと、視力を失ったユーリ・・・。もう、勝負になりません。でも、ジュリアさんの記憶なのか、うっすら見える光や、影の色、空気のにおいで状況を判断する力を身につけて、それでも前に進みます。ユーリつおいこだなー。
一方、村田は勝利とは別行動で、あちらの世界に行こうとがんばっていました。村田とロドリゲスじゃ、あんまり面白くない・・・。ツッコミの存在って偉大だな。
そうやって村田ががんばっているころ・・・、やっとコンラッドがユーリたちに追いつきました。目も見えない、水ももらえないユーリは瀕死状態です。手ずから水を飲ませるコンラッド萌え〜・・・とか言ってる場合じゃありません。
コンラッドと合流して、ユーリは失ってしまったヨザックのことを告白。そりゃーもうショックでしょう。ユーリは仲間を失うのはじめてなんだから。コンラッドの背中で泣いちゃう陛下萌え〜・・・とか言ってる場合じゃない!
名づけ親登場で、やっと一安心?・・・と思ったら、ラストでまた超展開。え?ヴォルフ?え?どうなっちゃってるの??
後半の番外編は、「マ王陛下の花嫁は誰だ?!」
えーと・・・タイトルに偽りアリじゃん!花嫁候補なんてカケラも出てこず、内容は村田とユーリの入れ替わり話でした。ムラケンズの話は明るくていいな。テマリさんの挿絵、村田の中身がユーリってことで、とってもレアな表情豊かな村田が拝めます。