カクゴはいいか

カクゴはいいか (ディアプラス文庫)

カクゴはいいか (ディアプラス文庫)

ヤクザの組長の愛人の息子とそのお目付け役のお話
凶暴でドSの女王様受けがとてもよかった。攻めは30台半ばでちょっと年の差だけど、そこがまたイイ。恋人が保護者のように振舞うのをやきもきする受け。それを見て萌える攻め。イイコンビです。

「カクゴはいいか」
表題作。
お目付け役の木賀が自分のことを愛しているはずと信じて疑わないオレサマな真。どうにがして木賀を落としたい真は、父親の組と対立する暴力団の跡目の誘拐をやらかす。しかし、なぜか間違ってつれてこられたのはその恋人であるチンピラ風の男・・・。間違われたタカシには悪いけど、ちょっと面白かった。

「望むかぎりすべて手に入らないものはないということ」
続編、攻め視点。
真と木賀の出会いのエピソードから。木賀23歳、真10歳小学4年生。
10歳のころから女王様だった真。その愛らしい容貌から周りの大人に可愛がられているが、性格は限りなく女王様だった・・・が、そのギャップに木賀がやられたのかもしれない。
敵対する組のシマで騒動を起こした真は、つけてきていた木賀に助けられる。「善良な学生さんとヤクザ」ごっこを楽しむ二人。なんというか、よくわからないマニアックさだ・・・。

「恋も二度目なら」
上記とは違うカップリング。生徒×教師