命令を待ってる (アルルノベルス)

命令を待ってる (アルルノベルス)

受が攻に「命令する」のがテーマ?なのかな?
「特別」が嫌い、「普通」に生きていたいという主人公。
そんな市来の隣に引っ越してきた大月は、いきなり、「お前の望みを叶えるためにやってきた、何でも命令してくれ」と言う。
そして、高価なモノを与えてきたり、食事に誘ったりする。
大月とは一体何者なのか?ホモのストーカー?!
市来は事故で両親を亡くし、天涯孤独になっているが、大月はその事故の関係者らしい。市来自身は、事故のショックで、当時の記憶を無くしている。
自分にいろいろしてくれるのは、事故の罪滅ぼしのため?
ーーーというようなストーリー。
主従関係というわけではないし・・・、ジャンルで括れない話ですねぇ。
受が控えめすぎて、命令できてないし、攻は強引だし・・・。ちょっとタイトルに偽りアリ的なお話かも。
私みたいに、主従関係を期待して読むと、期待はずれかもしれませぬ。
ただ、たまたま助けた事故の被害者の子供に運命を感じて・・・というストーリーは、ちょっとストーカー的ではあるものの、ドラマティックかもしれない。
12歳の男の子だけどね!
あと、「好きだから一生側にいろ」ってーのは、命令とは言わない。プロポーズというのですよー。