悪魔な恋人


悪魔な恋人 (ラヴァーズ文庫)

悪魔な恋人 (ラヴァーズ文庫)

いつもの森本あきさんっぽい明るくてカワイイ作品。
性格の悪い攻が受がかわいいばかりにいじめてしまうというのはオヤクソクです。

人間×悪魔。
攻は、頭がよくてお金も持ってて、でも性格の悪い人間。
受は、出来が悪くて落ちこぼれで、でもやさしくて性格がとってもいいまるで悪魔らしくない悪魔。
悪魔のリルは、まるで天使のように心優しい子です。父親が堕天使なので、天使のような悪魔なのかも。
攻は、家族に愛されずに育ったせいで、ひねくれた性格になっていましたが、リルに出会って軟禁状態の家を脱出できると、まるで人が変わったかのように明るい人間になってました。
遊園地ではしゃぐ様子はまるでコドモ・・・。

リルの父親である堕天使サリエルは、息子にあまり愛情を持ってないようでしたが、ラストちゃんと二人が幸せになれるように協力してくれて、ハッピーエンドになってよかったです。