一夜花嫁
- 作者: 柊平ハルモ,宮下キツネ
- 出版社/メーカー: プランタン出版
- 発売日: 2006/11
- メディア: 文庫
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表紙と口絵をじーっと眺めて、本文を一気読みしました。表紙の受の子が小さくて女の子みたいで、まるでショタモノのような感じ。イラストのイメージってすごい。
遊郭モノです。時代は明治くらいらしい。イギリス人伯爵×少年男娼
最初だけ、時代物っぽい文章にたじろぎましたが(漢字が多いんだ・・・)中盤以降は気にならなかったです。
さすがプラチナクオリティと言いましょうか、エッチシーンが多く、そのためか読み終わるのに2時間かかりませんでした。
不幸な家の事情で受が遊郭に売り飛ばされてしまう、よくあるお話なのですが、攻が!一途すぎてびっくりした。
男娼と客として遊郭で再会してから、いくら袖にされても、受が他の客をとっても、せっせと通ってくるのです。
了見狭い男だったら刃傷沙汰ですぜ。
ラスト、受キャラの言ったセリフ「信じてすべてを預けていればよかったかもしれない」というのは、読みながら私もずーっと思っていました。それではドラマにならないけど。それにしても、遊女一人を身請けするのも大変だと思うのに、ママ・おねーさん+受と、3人も身請けしちゃいました。伯爵様ってすごいのね。
まるで昼メロのようなお話でしたなー。