姫君の輿入れ

姫君の輿入れ (SHYノベルス145)

姫君の輿入れ (SHYノベルス145)

普段読まないものを!と思って購入してみました。
平安絵巻調ぼーいずらぶ。姫君=おとこのこです(もちろん。)
読み始めて、最初に思ったこと・・・漢字おおい。
あたしはおバカなので、文章に漢字が多いと、目がページを上滑りしてしまうのです。
うぅ・・・読みづらい・・・。登場人物の名前を覚えたあたりで慣れましたが(笑)
狭霧姫&宰相中将のカップルもいいのですが、狭霧の御付である常盤、中将の親友である朝家など、サブキャラが魅力的。朝家イチオシです!
中将は、結婚してからはプレイボーイ返上で狭霧ひとすじ。でも、帝の妨害で、なかなか狭霧と過ごすことができません。狭霧は中将が自分を人質として傍においてるだけだと疑心暗鬼になり、帝の命で家に帰れない(宿直で・・・)中将に、浮気しているのだと勘違い。なかなか二人は心を通わせることができません。
最初の出会い(てか最初のエッチ)が、左大臣家を出し抜くためというミモフタモナイものだったから、中将自業自得なんですが・・・。好きってハッキリ言っちゃえば、簡単なのに〜!そういう直接的じゃないのが、平安流なんでしょうな。でも、最後にちゃんとかわいく言ってました。