エレベーターで君のとこまで。

エレベーターで君のとこまで。 (ガッシュ文庫)

エレベーターで君のとこまで。 (ガッシュ文庫)

鳩村さんは初読みです。
少女マンガ家×IT会社社員。ラブコメです。お笑い6割、マジメ4割くらいかな。
明るくて読みやすいお話でした。
これも、幼なじみ再会モノ。高校卒業以来7年ぶり、長身でバレー部員だった平は、人気少女マンガ家に、ちっちゃくてかわいい修里は、IT関連会社勤務のサラリーマンになって再会。
ちっちゃい修里がくるくるよく動くのが可愛かったです。勝手に怒って勝手落ち込んで、でもすぐ忘れて平に会いに来る。典型的可愛い子ちゃん受でした。
でっかくて無口な平は、頭の中では妄想しまくりの乙女系攻。二人は時間の進み方が違うみたいで、どうも食い違ってばかりです。しかも間に平のマネージャーで美人アシスタントの珠紀が入って修里を牽制するので、なかなかうまくいきません。タマちゃん、美人で仕事できるのはいいんだけど、性格キツイのでちょっと苦手でした。修里はタマちゃんに嫉妬してばかりだし、平は修里に過剰スキンシップする社長の大庭に嫉妬するし・・・。お互い勝手にドタバタしてる感じでした。まさに典型的ラブコメ
後半は、大庭×タマちゃんのお話。タマちゃんは、百戦錬磨っぽい大庭が相手でちょうどいいね。大庭、思ったより器のでかい男でした。お金も持ってるし・・・うらやましいな。