恋人になる百の方法

花月さんは、実は苦手です。理由はもうよく覚えてないけど、いつだか読んだ本が地雷だったから。なので、最近の本はほとんど読んだことがない。5年ぶりくらいかな。本屋でたいていは作者でスルーなんだけど、この本はタイトルがイイカンジだったのと、表紙絵と、あらすじがイイカンジだったので買ってみた。よく失敗するときのパターン。
とはいえ、嫌いじゃなかったです。主役はアイドルで、相手役はサラリーマン。芸能モノっていうのも苦手な部類なのですが、この子は控え目でどちらかというと後ろ向きな性格なので、気になりませんでした。話がなかなか進展しないのがちょっとイライラしたけど、やさしくて鈍感で自信のない攻と、後ろ向きでわがままなで運の悪い受、おとなしめで読みやすい話でした。実は年の差カップルという設定だったけど、全然そんな感じはしなかったなー。攻が最初中年のおじさんという設定だったのに、それも忘れてた・・・。