しあわせにできる12

しあわせにできる (12) (二見シャレード文庫 た 1-35)

しあわせにできる (12) (二見シャレード文庫 た 1-35)

ついに完結ですよ!しあわせにできる。表紙は狙ったようにお二人の2ショットです。そしてタイトルロゴがキラキラ。いろんな意味で特別を感じさせる一冊。お二人はそれぞれ手に書類を持っているのですが、どうせだったら花束がよかったなぁ。退職記念で・・・。
いよいよ、久遠寺の日芳退社が決定しました。転職先のロングランナーでは、役員待遇。ゆくゆくは社長さんですね。強引に本田さんも引っ張っていくのかな、と思ったけど(殿は強引がお得意ですから・・・)結局本田さんは日芳に残ることに。そりゃそうですよね。まだまだ本田さんが抜けて大丈夫な3課ではありません・・・。各務がんばれ・・・!!
久遠寺の後がまとして大抜擢されたのは、3課のお荷物だった東郷くん。彼もいろいろ悩んだようですが、久遠寺の後を引き継いで、P2課でがんばってくれそうです。最後の最後で、3課になじんできたようです。よかった。
本田さんと久遠寺に関しては、もうなんの心配もないほどしっかりくっつきましたね。長年連れ添った夫婦みたいです。酔っ払って本田さんに迷惑をかけた東郷くんに嫉妬してる久遠寺がかわいかった。
ラストの花嫁さんを見かけるシーン、やっぱり一番好きでした。本田さんのセリフで感動!殿の甘えたセリフにも感動・・・!本当に結婚式挙げちゃえばいいよ。本田さんは嫌がるだろうけど・・・。
番外は各務&落合の3課宴会部隊のお話。このふたりもじわじわ煮詰まってまいりました。落合さんの本田教の信者っぷりは相変わらずですが、各務くんはそんなとこもひっくるめてOKでしょうからね。パパママにも気に入られてるし・・・。未来編を先に読んでいたので、楽しくてしょうがなかったです。
長かった連載も終わり。未来編の番外の予定はあるのでしょうか?ロングランナーでの本田さんももっと見てみたいですよね。