やがてマのつく歌になる！

やがてマのつく歌になる! (角川ビーンズ文庫)

本編に戻って参りました、聖砂国編。ユーリやっと聖砂国に上陸。コンラッドは敵になり、頼もしく役に立つけどイマイチ打ち解けてないお庭番を連れて、ユーリ一人でがんばっちゃう編。そのころ勝利は、ユーリのいるアチラの世界へ行こうと、ナイアガラを逆流させる計画を立てていました（？）。ナイアガラ行きの便を待つ空港のラウンジで勝利が出合った面白外人は、グレイブス家の子孫、アビゲイル・グレイブス。アビーは何かの役に立ってくれるのかな？！
ところ変わって聖砂国のユーリ。サラレギーとともに謁見した聖砂国の皇帝は、なんとサラレギーの双子の弟！腹黒がツインになっちゃった。腹黒サラレギーはとうとう正体を表し、弟イェルシーの法力を使ってユーリを従属させようとするが、ぎりぎりの所で脱出。逃げた先で出合った協力者は、ヘイゼル・グレイブス！地球で謎の死を遂げたヘイゼル、やっぱ生きてたんですね。直前に「お嬢様とは〜」を読んだので、ちょこっとだけ話が繋がった。