光さす道の途中で

光さす道の途中で (幻冬舎ルチル文庫)

光さす道の途中で (幻冬舎ルチル文庫)

桜並木の風景が印象的なオープニングとエンディング。ちょうどいい時季に読みました。大学生の主人公が高校時代を回想しながら語られるお話。同級生仲良し3人組の三角関係っぽい?友情以上恋愛未満みたい・・・なんて書くと、少女マンガみたいだな。いつも思うけど、杉原キャラは我慢強くて困る。
主役の真野を密かに想う二人の同級生、栗田と高東はどっちも優しくてイイコで、もうこのまんま選ばなくてもいいじゃないと思ってしまうほど。でも、選ぶ前に終わっちゃったんですよね・・・。栗田が出せなかったメールを、真野と高東が見れてよかった。栗田の彼女、いい人だとしみじみ思いました。普通できないよね・・・自分の彼氏が好きだった男に。
なんか、読後の余韻が強すぎて、次に移れないんですけどw